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ランニングシューズの選び方について

みなさんこんにちは。
1年生担当の田畑です。

本日はランニングシューズの選び方についてお話します。少し長い内容になりますが、よければ最後までお付き合いください。

当園の行事で11月にマラソン大会があります。なんと長い距離でフルマラソンに出場する園生もいます!
そんな長い距離を、足に合っていないシューズで走ると怪我に繋がってしまいます。
ですから、足に合ったシューズ選びはパフォーマンス向上、怪我防止の面でとても重要です。

『どんな靴が自分のお子さんに合っているかな?』そんな不安もあるかと思いますが、お任せください!
スポーツ用品店で9年間シューズ販売をしていた田畑がサポートいたします。

ちなみに、私はスポーツシューフィッターという資格を保有しております。
また、私自身もランナーでして、フルマラソンは2時間50分程で走ります。「3時間を切るのは全ランナー人口の3%(100人に3人)」と言われている自慢話も挟んでおきます。

そんな私の知識と自身の経験を元に、みなさんのシューズ選びのお役に立てればと思います。

☆考えられる主な原因☆

昨年の園内マラソンで、爪をダメにした園生が多くいました。原因はいくつか考えられます。

◎サイズミス
靴のサイズはシューズに足を入れ、踵側につめて、つま先0.5~1cmくらい余るようにします。
それより小さいと当然つま先の補強部に指が当たってしまいます。
逆にサイズが大きすぎても靴の中で足が動いてしまい、結果的につま先が当たってしまいます。

◎シューズの幅と足の幅が合っていない
『紐で縛れば大丈夫。』・・・いいえ、大丈夫ではありません。
横幅が合っていないと、紐で縛っても靴の中で足が動いてしまい爪だけではなく、マメの原因になります。

◎つま先の補強部が硬く指を痛めてしまう・もしくはつま先のシーム(縫い目)に当たってしまう
サイズはぴったりでもつま先の補強部が硬く指を痛めてしまうケースも稀にあります。
私はきちんとサイズを選んでも、補強部が硬い靴は当たっている感じがして履けませんでした。

◎指が浮いてしまっていて踏ん張ることができず、中で動いてしまう
これはすぐには改善できませんが、指を使って立ったり走ったりすることはアーチ(土踏まずの形)を保ったり、踏ん張ったりする上でも重要です。

指が浮いていることでが原因で、靴の中で足が動いてしまっている可能性があります。

~おまけ~

《足の形は大きく分けて3種類!》

◎エジプト型
親指が1番長く小指にかけて徐々に短くなる形(日本人の7割程度)
⇒つま先にゆとりがある靴

◎ギリシャ型
人差し指が1番長い。重心が前足部に乗りやすく魚の目ができることもあります。
⇒つま先が細めの靴

◎スクエア型
親指から薬指までの長さがほぼ同じ(日本人の5~10%)
⇒つま先が広い靴

上記3点も考慮して選ぶのがおすすめ。

※スクエア型の方がつま先が細い靴を選ぶと薬指や小指が当たる。ギリシャ型の方がつま先が広い靴を選ぶと指が遊びすぎる感じがする。などということもありますので注意です。

☆☆ ま と め ☆☆

爪を痛めたりマメを作らないないためには
◎つま先を0.5~1cm余らせる
◎自分の足の横幅に合った靴を選ぶ
◎つま先の補強部は柔らかめの物がおすすめ
◎自分の足型(つま先の型)に合った靴を選ぶとなおよい
※足を計測してくれる店舗もありますので、店員さんに相談してみてもよいでしょう。

~おまけのおまけ~

《シューズは種類によって全く機能が変る!》
・軽くて跳ね返りを重視したモデル
・重たいがクッションを重視したモデル
・耐久性を重視したモデル
・足の倒れ込みを防止したモデル

他にもたくさんの機能があります。

シューズを選ぶ時は、実力(例えば、フルマラソンのタイムなど)や使用目的(レース用なのか練習用(・スピード練習用・ジョギング用・距離走用などなど)なのか)によって使い分けることが重要です。
例)軽くて跳ね返りを重視したモデルを選ぶとスピードは出るかもしれませんが、脚力が伴っていないとフルマラソンの後半で脚がもたない。
実力があるのにクッションを重視するあまり、靴が重くて跳ね返りも少ないため、スピードが出ずタイムが伸びないなどということもあります。
ですから、目的に合ったシューズを選ぶようにしましょう。(本当は“使い分けが”おすすめです。)

また、同じシューズが2足並んでいても“個体差でサイズが微妙に違う”ことがありますので、お店で実際に足を入れてフィットする物を選ぶようにしましょう。(これ重要です!)

以上となりますが、靴選びの参考になれば幸いです。最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今後もランニングやマラソンのネタをブログにアップしていきたいと思いますので、お楽しみに。

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