光の村のごはん時間

園の食事・歯磨き指導について

光の村のごはん時間 食事の学び+歯磨き指導

一日3回提供される食事は、園生が楽しみにしている時間でもありますが「暮らしの学び」の一環として、食べ方と歯磨き指導を行う学びの時間でもあります。入所前に暴飲暴食を繰り返し、肥満や体重超過による成人病一歩手前・疾患を抱えた状態で入園する園生も少なくありません。規則正しい食事習慣は社会人として大切な要素の一つです。ここでは、園内の調理室で作られる手作りご飯と、食後に必ず行う歯磨き指導の様子を紹介します。

良く噛んで健康に

良く噛むことによる健康効果は計り知れません。消化を助け、栄養の吸収が高まり肥満予防にも繋がります。また噛む刺激は脳へ伝わり、集中力と記憶力UP!認知機能の低下を防いでくれます。そして唾液の分泌を促し、口臭・虫歯の予防にもなります。「良く噛む習慣」は、老齢になってからの誤嚥(ごえん)も防いでくれます。

後片付けも順序良く

食事が終わると、グループ別に調理室のカウンター前に並びます。箸や小鉢・汁椀を分けて返却します。ラップなどのゴミ類は、カウンター前のゴミ袋へ捨てましょう。調理をしてくれたスタッフの皆さんにも「ごちそうさまでした」のご挨拶を忘れずに。

テーブルも清潔に

食後は、園生達が余暇の時間に手作りしている刺し子の台拭きでテーブルをきれいに拭いていきます。1/4の大きさの台布巾を、両手でしっかり抑えて「1234・・」と数えながら往復させます。大きなテーブルでも拭き残しが無いよう、隅々まできれいに拭きます。

歯磨き指導で虫歯予防

口の中の健康は、全身の健康度を上げる重要な要です。良く噛む事で唾液の分泌が促され、口臭の抑制につながり、胃腸の消化も助け、肥満の防止にもなります。園生達は、一本一本の歯を順番に磨き、いつまでもしっかり噛める歯を維持できるよう、3回の食事毎に歯磨き指導を受けています。