先週末、親子一日研修が行われました。
障がい者支援施設「光の村授産園」は春に親子で宿泊の合宿、秋に親子一日研修を親子で、園で学んでいただき、それを家庭で頂けるよう取り組んでおります。
紙器クラスは部位運動(体操)のやり方をおさらい
保護者の方にとっては、家庭学校時(お子さんが帰宅した時)の週に一回しかやる機会がないため、もう一度確認したいという声があり、実施致しました。

一つ一つの運動にどのような意味があり、どこがポイントなのか、どんなことに注意すれば効果的なのか、ただ何気なくやるのではなく、各部位、伸ばすところ、曲げるところを確認、説明しながら行いました。

また、工賃の付け方、計算の練習なども行い、今まで出来ないのではないかと保護者の方が思っていたことにもチャレンジ、「練習を続ければ出来るようになりそうだ」と思っていただける時間となったと思います。
一年クラスは走り拭きと、入浴
前回の合宿から5ヶ月間のお子さんの成長を振りかえっていただく機会として、また保護者の自身の成長の振りかえりとしての時間としていただきたいと考えました。


家庭でも園と同じ手順で取り組んで頂けるように、日課や手順を復習して頂く機会としました。
食事のときでは看護師より噛むことについてのレクチャーもありました。普段、何気なく過ぎてしまうような事柄もしっかり見ていくことが大切だと思う場面でもありました。

テーマ「褒めること」について
午後の懇談会では、「褒めること」をテーマに話し合いが行われました。家庭で、日頃接するなかで、『つい叱ることが多くなってしまう』とのご意見があり、褒める点はどのようなことどのような時なのか、各家庭から、いろいろな意見を頂きました。そんな話の中からご家庭の日頃の様子や、事柄などが垣間見え、時には笑いが起きるなど、和やかな雰囲気で話し合いが進みました。
また、成年後見制度のことがらも話題に上り、お子さんの将来に向けたよい懇談会になったのではないかと思います。
まだまだ、他にもご意見を頂いていた事柄があったのですが、時間の都合上、取り上げられなかったこと、申し訳ありませんでした。
参加されたご家族の皆様、お疲れ様でした。
千葉市で知的障がい者支援施設をお探しのご家族、私たちの支援理念にご興味を持たれた方は、ぜひ下記のページもご覧ください。