強歩大会レポート その3(最終回)
知的障がい者支援施設である光の村授産園(千葉市)では、毎年恒例の「強歩大会」が今年は1月18日と19日の二日間にわたり行なわれました。この行事は、利用者さんの体力づくりと自立支援の一環として、毎年大切にしている行事のため、ひと足早く「春」の訪れを感じられる、千葉県の南房総へ行ってきました。
「千里の風」で過ごした心地よい一夜が明け、二日目は最終目的地、館山の「渚の駅 たてやま」までの道のりをレポートします。

澄んだ空気に包まれた、早朝の出発
朝食を終え、宿を出ると、そこには早朝の凛とした冷たい空気が待っていました。少し肌寒いくらいの温度が、眠っていた身体をシャキッと起こしてくれます。最終目的地である「渚の駅 たてやま」を目指して、海沿いを強歩しました。
ここ数年天気に恵まれず、初日、二日目と両日歩くことは数年ぶりです。
アップダウンのあるコースなので、前日より距離は短いものの少々きつく感じました。

波の音、鳥の声、風の音をBGMに贅沢な時間
朝の光が水面に反射してキラキラと輝く様子は、都会の喧騒では決して味わえない、この行事の一番のご褒美でした。冷たい空気が歩くうちに心地よい体温に変わっていく、その感覚もまた強歩の楽しさです。波の音や風の音、今年は鳥のさえずりもよく聞こえ、最高のシチュエーションとなりました。
一つ残念だったことは富士山が見られなかったこと。このコースは所々で、富士山が見えるので、今年はそれが叶わなかったことが心残りです。
洲崎灯台を過ぎ坂を下り始めると、いよいよ館山の海が見えてきます。ゴールも近づいてきています。

渚の駅から望む、館山のブルー
長い道のりを経て、ようやく「渚の駅 たてやま」に到着。
展望デッキに上がって目の前に広がったのは、吸い込まれるような館山の海でした。

遠くに見えるは大房岬、足元は鮮やかなブルーの海。館山湾の景色は、歩いてきた疲れを一瞬で吹き飛ばしてくれるほどの美しさでした。
「あぁ、ここまで歩いてきて本当によかった」と思える、最高の2日間となりました。
今回の約30km(距離の長いグループは約40km)という道のりを、笑顔で歩き通すことのできた利用者の皆さんにとって大きな自信につながったことと思います。
今回のレポートには書きませんできたが、利用者の皆さんは、事前の荷物準備や、宿での身の回りのこと、また帰園してからの後始末なども自分たちで行っています。また、旅行中のマナーを守って気持ちよく過ごすことなども気をつける事ができたと思います。
そんな利用者の皆さんが地域社会で活き活きと生活できるよう、障がい者支援施設として、私たちはこれからもサポートしていきます。
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